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スラビック・ゲイプライド運動に、モルドバとウクライナが正式加盟
2010年8月27日(金) CIS諸国(運)

サンクトペテルブルグでのプライドイベントの後、キシニョフとニコラエフでイベントが開催される

2010年8月26日木曜日、スラビック・ゲイプライド組織委員会は、同運動にモルドバとウクライナの団体が正式に加盟し、東ヨーロッパにおける統一LGBTプライド運動の境界が拡大したと発表した。

モスクワゲイプライド組織人でありロシアのLGBT権利擁護プロジェクGayRussia.Ruの運営人でもあるニコライ・アレクセーフがモルドバに先週赴き開かれた会議の中で、モルドバのLGBT団体«Гендердок-М»(キシニョフ)とウクライナのНА ГЛБ «ЛиГА» (ニコラエフ)が、スラビック・ゲイプライド運動加盟合意に調印した。

スラビック・ゲイプライド運動は2008年11月にミンスクで、モスクワ(ロシア)とミンスク(ベラルーシ)のゲイプライド連合として創立されたものである。2010年にはスラビックゲイプライドに、サンクトペテルブグ・ゲイプライド運営組織であるLGBT団体«Равноправие»が加盟した。

スラビック・ゲイプライドは旧ソ連地域における、LGBTの集会の自由運動のシンボルとなっている。 2009年と2010年にそれぞれモスクワとミンスクで開催されたスラビック・ゲイプライドは、当局によって禁止された。これらのLGBTイベントの中でアクティビストたちは、許可を得ていない運動に参加したとして逮捕された。

モルドバLGBT団体«Гендердок-М»の代表であり、キシニョフ・ゲイプライド«Радуга над Днестром»(ドニエストル川にかかる虹)の恒久組織人であるアレクセイ・マルチャコフ代表は、以下のように述べている。

ロシア・ベラルーシ・ウクライナの同僚とともに、スラビック・ゲイプライド運動に加わり、東ヨーロッパにおいてより大きなプライド組織連盟を築けることを非常に嬉しく思う。
我々は、強い関連性を持った歴史的・文化的関係だけでは無く、数年に渡り否定され続けている、我々の集会の自由を達成するという共通の目的も共有している。

ニコラエフのプライドフェスティバル«Радужная весна»(虹の春)の組織人であり、ウクライナ・ゲイ・レズビアン・バイセクシュアル連盟«ЛиГА»の代表でもあるオレグ・アリョーヒンは、以下のように述べている。

LGBTコミィにティーの権利問題がオープンなものになり、周縁化されたものではなくなったことをうけ、ウクライナ、ベラルーシ、ロシア社会に対してLGBT街頭アクションがどのような影響を与えているのか、我々は目の当たりにしている。スラビック・ゲイプライド運動を地理的に拡大することによって、一致団結してゲイ・レズビアンの権利を主張でき、それと同時に、我々の国において性的少数派の権利擁護問題に関してオープンで効果的な政治的対話が可能となる場を創りだすことができればと願っている。

モスクワ・ゲイプライド組織委員ニコライ・アレクセーフは以下のように述べている。

スラビック・ゲイプライド運動を設立したのは、我々のモスクワにおけるLGBT権利闘争の経験を他のプライド組織人たちを共有するためである。設立から2年も経たぬ間に、ロシア・モスクワとベラルーシ・ミンスクの域を超えたブランドを確立することができたことを本当に嬉しく思う。我々は、東ヨーロッパ地域におけるこれからのLGBT協力関係ならびに団結拡大の基礎を作り上げた。

ベラルーシのLGBTプロジェクトGayBelarus.Byのリーダーであり、ミンスク・ゲイプライドの組織人であるセルゲイ・アンドロセンコは以下のように述べている。

ミンスク・ゲイプライド組織委員会は、ミンスクにおいて設立されたスラビック・ゲイプライド運動が拡大していることを非常に嬉しく思う。ミンスク・ゲイプライド組織委員会は、スラビック・ゲイプライドの拡大によって東ヨーロッパ地域のLGBT運動がより強固なものとなり、知識・関係・技能・資源の共有が可能となると確信している。これは我々の活動を単に効率的なものとするのではなく、加盟国におけるLGBTコミュニティーの権利承認運動ならびに東ヨーロッパにおける人権を非常に効率よく確立することを可能とするものである。我々は世界に対し、共通の目的達成の為の団結・統一をアピールし、暴力・攻撃・差別に対して共同で対抗していく。また、スラビック・ゲイプライド運動によって、我々諸国間の文化的交流や情報交換が深まることは言うまでもない。

サンクトペテルブルグ・ゲイプライド組織委員長マリヤ・エフレメンコーヴァは以下のように述べている。

政治的差別との戦いにおける新たな同盟者ならびに新たな友人を見つけられるという事は、我々にとって大きな喜びである。モルドバ・ウクライナ・ベラルーシのアクティビストたちが参加することで、ロシアからもより多くの人がスラビック・ゲイプライドに参加することになると考えている。このように素晴らしい団結が示されるなか、あなた方と肩を並べないということがどうして可能であろうか。共に戦うことで、我々の問題に対する沈黙並びに官僚による独断的な行為により容易に立ち向かうことができる。

モルドバのゲイプライド・フェスティバル«Радуга над Днестром»は、2004年よりキシニョフで毎年開催されている。キシニョフ当局はパレード開催に関して、いまだに1度たりとも許可を出しておらず、«Гендердок-М»は様々なフラッシュモブや、文化的・権利擁護イベントを開催するに留まっている。2011年には、欧州人権裁判所がキシニョフにおける1件のゲイプライド権利擁護運動に対する禁止に関して、判決を下す予定である。

ニコラエフ初となったウクライナのプライドフェスティバル«Радужная весна»は、2009年5月にLGBT団体«ЛиГА»が組織したものであるが、現地当局は法廷を介して、フェスティバルの開催を禁止した。組織人たちはこのん禁止は違法であるとして法廷に訴えを起こしたが、ウクライナのテミス(正義の神)は二年連続でこの訴えを退けた。そのため«ЛиГА»は、近いうちにウクライナを相手取り欧州人権裁判所に訴えを起こすつもりだと発表している。2010年5月には、国際社会の支持を取り付け、ニコラエフで初めて成功裏に第二回LGBTフェスティバル«Радужная весна-2010»が開催された。

«Гендердок-М»と«ЛиГА»は、それぞれ2012年と2013年にキシニョフとニコラエフにおいてスラビック・ゲイプライドの開催請求を行う権利を有することとなる。イベント開催地に関しては、2011年6月25日第三回スラビック・ゲイプライドの開催が予定されているサンクトペテルブルグにおいて正式に承認される予定である。

今回のスラビック・ゲイプライド運動拡大を受け、全メンバーは以下の通りである。LGBTプロジェクトGayRussia.Ru(ロシア・モスクワ)、LGBTプロジェクトGayBelarus.By(ベラルーシ・ミンスク)、LGBT団体«Равноправие»(ロシア・サンクトペテルブルグ)、LGBT団体«Гендердок-М»(モルドバ・キシニョフ)、LGBT団体«ЛиГА»(ウクライナ・ニコラエフ)

GayRussia.Ru / Genderdoc-M / Liga / Equality / GayBelarus.By

このニュースは2010年8月26日付けのGayRussia.Ruの記事«К движению Славянского гей-прайда официально присоединились Молдова и Украина»を邦訳したものです。
最終更新: 2011-11-23 18:07:43